博報堂プロダクツは、今年大きな組織改編をいたしました。
新たな組織体制により、総合制作事業会社としてさらにクライアントの事業成長に貢献するとともに、生活者の未来を切り拓いていくという決意を込めた、新しい企業広告を制作いたしました。
当社は創業以来「こしらえる」をフィロソフィーとし、プロモーションにおける専門性と実施力で勝負してまいりました。AIに代表されるテクノロジーの進化によりビジネスを取り巻く環境が劇的に変化していく中で、広告・プロモーションの常識そのものが変わりつつあります。広告ビジネスという既存の概念を超えて、新たなビジネス価値を創造するために、これまでの常識や前例を打ち破り、従来の枠組みや仕組みをつくりかえていかなければなりません。
「こしらえる力で、つくりかえる。」
つくりかえる。
常識や前例を打ち破るために。
つくりかえる。
新しい発想や行動を生み出すために。
つくりかえる。
今までにない体験を提供するために。
つくりかえる。
つぎの10年を創造するために。
社会の変化に対して博報堂プロダクツも変わり続けること、これまでの在り方にとらわれない・依存しない姿勢、そして博報堂プロダクツの再生・再編を表現しました。これからも進化し続ける博報堂プロダクツにご期待ください。
コピーについて
「デジタルで、新しい前例をつくっていく。」
まだ、DXという言葉も概念も浸透していないコロナ禍前に制作された
5年前の企業広告のキャッチフレーズ。
この5年間、世の中は、前例となる新しいソリューションも、
あっという間にスタンダードになるなど、日進月歩をはるかに超えるスピードで進化し、
今なお新しい体験、新しいコミュニケーションが求められています。
そうした状況において、来年、2025年に創立20周年を迎える博報堂プロダクツの
新しい企業広告はどうあるべきか。何をメッセージすべきか。
考え抜いた結果、たどり着いた答えが、創業の理念である「こしらえる」、
その力で、今の常識や当たり前をつくりかえることにあると確信しました。
博報堂プロダクツの企業広告のキャッチフレーズは、
博報堂プロダクツの今後の行動指針でもあります。
広告やプロモーションの枠を超え、「こしらえる」を真ん中に据えて、
さまざまな課題に対して、つくりかえることで、博報堂プロダクツの存在感を世に示す。
つくりかえるという言葉には、強い意志とともに、
ものづくりの会社の武骨な感じも表現しています。
デジタルクリエイティブ事業本部 コピーライター 伊藤 亮佑
デジタルクリエイティブ事業本部 コピーライター 鍬形 治
ビジュアル・デザインについて
博報堂プロダクツのフィロソフィーである「こしらえる」は、
企業理念であり普遍的なものですので、これまでもこの先もこの言葉は変わらないと思いますが、
一方で、つくりかえるという言葉は、こしらえる力で博報堂プロダクツが進化する、
進化し続けなければいけないと、このメッセージから強く感じました。
ビジュアルとしては、強い意志が込められたこのメッセージを
インパクトがあり破壊力のある表現で可視化したいと考えました。
それが、プロダクツの顔である「ロゴ」を壊してつくりかえる象徴的なビジュアルです。
どのような状況においてもプロダクツが進化し続けるさまを、「破壊」と「再生」を繰り返すロゴで表現しています。
この表現をより迫力のあるビジュアルと映像にするために、
フォトグラファーの平田さんとともに、こだわりのある手法を採用して撮影しています。
映像では、粉砕シーンのほかに、立体ロゴを複数制作し水中に溶かしたり、ガラスにプリントしたロゴを何枚も割ったりと、
リアルだからこそ伝えられる迫力のある表現になっていますので、10月下旬に公開予定の映像もぜひご覧いただきたいです。
フォトクリエイティブの撮影チームのみなさん、REDHILLとデジタルクリエイティブの編集チームのみなさん、
時間のない中、ご協力をいただき本当にありがとうございました。
統合クリエイティブ事業本部 アートディレクター 日髙 李衣子
統合クリエイティブ事業本部 アートディレクター 瀧澤 武仁 本部長
博報堂プロダクツでは、新たな企業メッセージをあらわす映像も制作中。さらにリアルでの表現にこだわったビジュアル撮影の様子も、TOPICSや博報堂プロダクツ公式YouTubeでご紹介する予定です。
TOPICS記事・メッセージ映像は10月下旬、YouTubeは11月ごろの公開を予定していますので、そちらもぜひご覧ください。