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CGで課題を解決!どんな時にCGが使われる? ーその1ー

最近ではとても身近になったCG技術。
実は皆さんが普段見ている広告映像にも、たくさん使われています。CGだ!とすぐ分かるものもあれば、これってCG?!と思うほどリアルなものまで様々ですが、なぜCGを使うことになったのかご存知でしょうか?広告制作の場面では、いろいろな理由でCG/VFXが使われています。
どんな場面で、どんな理由でCGが使われたのか、
3回に分けてご紹介します!

※VFX:Visual Effectsの略で、現実には見ることのできない画面効果を実現するための技術。

※画像は全てイメージです。

 

第1回でご紹介するのは、『撮影が不可能』という理由でCGが使われた事例です。どういう場合に撮影が不可能なのか、いくつかご紹介していきます。

 

 

①架空のキャラクター

f:id:h-products_topics:20200507162018p:plainみなさんがCGと聞いて一番に想像するのは『キャラクター』ではないでしょうか。現実には存在しない姿のキャラクターは、CGが使われることが多いです。

もちろん2Dのキャラクターもありますが、空間を意識した動きをするキャラクターについては、3DCGで作ることでよりダイナミックな印象を与えることができます。

 

 

②機能・効能表現

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たとえば化粧品の広告で、肌に成分が浸透していく様子を見たことはありますか?化粧水の成分は目で見ることはできないので、撮影をすることはできません。CGを使って模式的に表現することで、より視聴者に理解しやすく説明をすることができます。

 

 

 

③架空の建造物

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実際に存在しない建造物は、美術で作ることも考えられますが、敷地を用意して、建築工事を行うと、膨大なお金と時間がかかってしまいます。CGで作ることで予算の軽減と期間の短縮をはかることができます。

 

  

 

 

④機械の中身

f:id:h-products_topics:20200507163012p:plainロボットや精密機械の中の様子を映像にしたくても、狭い機械の中にカメラを入れることはできません。その場合でも、CGを使うことで映像にすることができます。CGでは目的の部品だけを、密接したほかの部品に邪魔されることなく描くことができるため、視聴者にもわかりやすい映像を作ることができます。

 

 

 

 

 

このように、いろいろな理由で撮影が不可能な場合でも、CGを使うことで実現可能なことがあり、むしろCGを使ったほうがわかりやすく表現できる事例も多くあります。