TOPICSプロダクツトピックス NEWSニュースリリース

博報堂プロダクツの各コア事業が追求している専門技術を駆使した新しい取り組み、
最新ソリューションおよびプロフェッショナル人材などを紹介します。

フォトクリエイティブ事業本部 「REMBRANDT」 レタッチャー18 名による作品展「REFLECTION」開催中(2/5〜2/29)

 

博報堂プロダクツのフォトクリエイティブ事業本部では、2D・3DCG・映像における画像処理の専門集団「REMBRANDT」(レンブラント)の18名のレタッチャーによる作品展「REFLECTION」(リフレクション)を2月5日(月)より2月29日(木)まで、豊洲ガーデンフロント1Fにて開催しています。

(プレスリリースはこちら

 

「REMBRANDT」のレタッチャーが主体となり企画・立案・実施する作品展は、今年で4回目となりました。
今回のテーマは「REFLECTION」。

 

 

AIの進歩などの技術革新が進む中、レタッチャー一人ひとりの感性や創造力が一層重要性を増しています。

挑戦を続ける「REMBRANDT」18名のレタッチャーが、それぞれ新たな視点で表現した「REFLECTION」をぜひ会場でご覧ください。本記事でも作品の一部をご紹介します。

 

  展示作品紹介  

ゆらめく

 

水たまりに映る街の光が、花火に見えたことがあります。
夜の水たまりの中、想像がゆらめく。
そこには自分の見たい姿が映っているのかもしれません。

 



中里有貴

2015年 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 卒業
2015年 博報堂プロダクツ 入社

 

 

巨大球東京に現わる

 

今回 のREFLECTION展では、「怪獣や大きな災いを目の当たりにした人々は、何を思い、どう反応するのか」をテーマに、特撮映画に着想を得て制作を進めました。

私は物心ついた頃から、親に連れられてゴジラなどの特撮映画をよく見に行っていました。当時からスクリーンに映る怪獣の姿に圧倒されることはもちろんなのですが、最近ではそれを目撃した市井の人々がどう反応し、どう行動するのか、というところに見どころがあるのではないかと感じています。

この作品では、巨大球の実在感を感じていただくために、建物や電線、手前の電車のドアの配置などにかなりこだわりました。

それぞれがこの写真を見てどう感じたのか、お聞きしてみたいです!

 



加藤智行

1996年 京都府出身
2019年 日本大学藝術学部写真学科 卒業
2019年 博報堂プロダクツ 入社
APAアワード2024広告作品部門 経済産業大臣賞

 

 

film

 

REFLECTION という多義的なテーマから、ただ単に物理現象としての反射だけでなく、人間の内面をさりげなく映し出すような表現ができないか考えました。また、レタッチャーの作品展ということで、現実には再現できないような不思議な情景を作れたらいいなあという気持ちもありました。普段の広告制作の業務と違って、自分の作りたいものを自分だけの責任で作って見てもらうというのは、妙なプレッシャーや照れくささみたいなものを感じます。

 



横山 睦

1995年北海道生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、レタッチプロダクション勤務を経て2023年博報堂プロダクツ REMBRANDTにレタッチャーとして入社。

 

 

エモーショナルな

 

REFLECTIONのテーマから、私は入社した時から今までの心境や環境を振り返り、その思いを作品に込めました。こだわりは風船の形です。様々な形に変形させた風船にどんな気持ちが含まれているのか想像してみてください。

 



渡邉結愛

2000年 愛知県出身
2023年 東京工芸大学 卒業
2023年 博報堂プロダクツ 入社

 

 

 

  REMBRANDT「REFLECTION」展に向けて  

REMBRANDTは、レタッチャーのイマジネーションとビジュアル化スキルを広く知っていただくため、年次企画展を開催しています。「JAPAN」、「LOVE」、「gradation」に続き、今回の「REFLECTION」で4回目になります。

企画展は、一つのテーマから多彩なビジュアルを生み出し、レタッチャーたちのクリエイティブな側面を見せる場となっています。仕事以外のクリエイティブ作業においてレタッチャーたちが数々のビジュアルを生み出す力が、REMBRANDTの魅力の一翼を担っています。

加えて、AIの進化の中でレタッチャーたちはAIとの共存を模索しています。AIは効率的なイメージ生成に役立ちますが、クリエイティブな側面では人間独自の感性や直感といった創造力が重要です。そのため、仕事以外の創作活動がますます意義深くなっています。こうした背景から、企画展はレタッチャーたちがクリエイティブなスキルを磨き、自己表現を追求する場としても機能しています。

今回のREMBRANDT作品展では、「REFLECTION」というテーマを掲げ、18人の各レタッチャーが作品を通じて時代の反映や内省をどのように表現するか、新たな価値を追求しています。

豊洲に来た際はぜひ、1階フォトクリエイティブ事業本部にお立ち寄り下さい。

 



峰岸 恒雄

1995年 博報堂フォトクリエイティブ入社 
2022年よりREMBRANDT部長 
REMBRANDT-DXPビジュアルプロデューサー兼任

 

 

 

  レタッチャー作品展「REFLECTION」概要  

日時:2024年2月5日(月)~29日(木) 平日13:00~19:00/土曜・祝祭日は行っていません。※入場無料
会場:〒135-8619 東京都江東区豊洲5-6-15 NBF豊洲ガーデンフロント1F(MAP
博報堂プロダクツ本社(豊洲オフィス)フォトクリエイティブ事業本部

 

<参加者>
石井 幹也/伊藤 亮/井上 隆二/浦田 淳/岡田 美由紀/小原 茉莉/柿沼 周史/加藤 智行/中里 有貴/畠山 祐二/波多野 明/服部 伸崇/林 夏菜/横山 睦/與川 拓海/吉岡 直人/羅 浚偉/渡邉 結愛 以上18名。(50音順)

 

<展示についてのお問合せ先>
rembrandt@hakuhodo.co.jp

 

  過去に開催した作品展  

2021年4月 「JAPAN」社内展示
2021年11月「LOVE」社内展示
2022年11月「gradation」社内展示
2023年6月 「gradation」Sony Imaging Gallery展示

 

「REMBRANDT」レタッチャーのプロフィール・その他の作品などはこちら
https://photocreative.jp/retoucher/