博報堂プロダクツグループに多大な貢献を果たしたチームを讃える社内アワード「社長賞」。
社内のカフェスペースを活用したリアル開催に加え、支社勤務や業務都合で現地参加が難しい社員にも配慮し、オンライン配信を組み合わせたハイブリッド形式で実施している。
授賞式には社長賞の受賞者が参加し、式典内でグランプリが発表される構成のため、発表の瞬間まで期待感が続き、参加者の関心とモチベーションを高めている。
2024年度は新たに、トロフィー継承式や金メダルの導入など、式典の質をさらに高める取り組みも加わった。
授賞式の企画・運営は社内チームが担当。会場のレイアウトや装飾、ケータリングに加え、オンライン配信や映像制作、ロゴ・トロフィー・金メダルのデザインまでを一貫して手がけた。
イベントを通じて、参加者が快適に過ごせるよう配慮。オンライン参加者にも臨場感が伝わるよう、映像演出やグランプリ発表前の映像コンテンツなども工夫されている。
参加者からは「他部門の取り組みを知る機会になった」「プロダクツらしさを感じられてよかった」といった声が寄せられ、オンライン参加者からも「現地の空気感が伝わってきた」など好評を得ている。
社内のつながりやエンゲージメントを育む場として、博報堂プロダクツの“こしらえる力”が発揮された象徴的なイベントとなっている。
- リアルとオンラインのハイブリッド開催。
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リアルイベントでは、セレモニー感を演出するため、会場装飾を制作。白×金のロゴをあしらったバックパネルや、記念撮影を想定したフォトブースなど、舞台映えだけでなく、交流を促すことを狙った。
また、会場装飾には、国産杉やecoクロス、リサイクル段ボール素材などサステナブルな資材を使用。すべてのアイテムは組み立て式で、保管・再利用にも対応している。
オンラインでは、臨場感を高めるために複数台のカメラを配置。視聴者を飽きさせないカメラワークや映像構成を企画し、リアル会場の空気感や盛り上がりを画面越しにも伝える演出を行った。グランプリ発表前には、期待感を高める映像コンテンツも制作し、式典全体の流れにメリハリを持たせた。

- 社長賞を象徴する完全オリジナルのプロダクトデザイン
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社長賞受賞者に授与されるアイテムは、MDビジネス事業本部プロダクトデザインチームが一から企画・デザイン・製造までを手がけた完全オリジナル。
グランプリに授与されるトロフィーは、社名「PRODUCT'S」の“P”をモチーフに、事業力の結集を象徴する形状で一から設計された。グランプリ名が記載され、毎年受け継がれるものになっていて、社長賞の象徴として位置づけられている。トロフィーをモチーフとしてロゴのリニューアルし、キービジュアル、会場装飾、映像演出、記念品まで、社長賞の世界観を統一されるようになっている。
2024年度の受賞者全員への記念品として、金メダルが採用された。日本の伝統紋様「七宝柄」と「菊繋ぎ紋様」をあしらい、つながりと喜びの広がりを表現。中心にはトロフィーをモチーフにしたロゴを刻印し、重厚感ある素材で価値と誇りを感じられる仕様に。
- セレモニーを最高潮に演出するイベント動画制作
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社長賞授賞式では、受賞者振り返り映像、グランプリ発表、トロフィー・金メダルのコンセプトムービーなど、イベントを盛り上げる映像コンテンツを制作している。
2024年度は、金メダルのコンセプトムービーを新たに展開。複数のメダルを並べると円が連鎖し七宝柄となり、社員や事業本部のつながりが輝きを生むイメージを可視化。受賞者の喜びや仕事への想い、心のつながりが未来の良い連鎖につながっていく──そんなデザイナーの思いを、映像を通じて端的に伝えている。金メダルコンセプトムービー
記事公開日:2025年4月24日
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