エデュテイメントで広がる学び
日タイ連携動画プロジェクト

教育とエンターテインメントを融合した「エデュテイメント」により、日本語教育の質向上を目指す日タイ連携プロジェクト。公益財団法人博報堂教育財団の日本語教育プログラムにおいて、当社の動画コンテンツクリエイティブ事業本部が動画コンテンツの企画・撮影・編集を担当し、学びの体験価値を高めることを目指したクリエイティブを実現。

具体的には、教科書『あきこと友だち』導入パートのアニメーション化、異文化体験を通じた学習動画「Let’s Try and Learn!」、教師向けナレッジ動画「つなぐ」の3シリーズを制作。さらに、広報施策として「JLP NEWS」動画を追加し、教育現場での活用から社会発信までをサポートした。タイ教育省や博報堂教育財団、日本関連機関と連携し、発表会・ワークショップ・学校授業での実装を通じて、学習者の主体性と教師のスキル向上に貢献。動画コンテンツの力で、教育の未来を切り拓く事例となっている。

動画コンテンツ

●「日本語　あきこと友だち」改訂版　とびら動画制作事例
タイの日本語専攻コース高校生向け教科書「あきこと友だち」（国際交流基金バンコク日本文化センター開発）の導入パートをアニメーション化。教室での日本語学習導入時に活用され、生徒がアニメーションを通じて学習内容に自然と興味を持ち、推測力を働かせながらスムーズに授業へ入ることをサポートする。

教師にとっては授業準備の負担を軽減し、生徒の主体的な学びや関心を引き出す教材として活用されている。

●「知って・学んで・やってみよう！」 制作事例
「知って・学んで・やってみよう！」は、日本文化の体験を通じて日本語学習と異文化理解を深めることを目的とした動画シリーズ。お好み焼きや防災など具体的なテーマを取り上げ、子どもたちは学んだ知識を実体験として身につけ、日本とタイの文化を比較しながら自ら考え学ぶ姿勢を育む。

単なる文化紹介にとどまらず、実践的な学びのプロセスを重視。教師にとっては授業準備の負担を軽減し、生徒の主体的な学びや関心を引き出す教材として活用されている。

●ナレッジ動画「つなぐ」 制作事例
ナレッジ動画「つなぐ」は、訪日研修で習得した教授法やコンピテンシーベースドラーニングを活用した授業実践をドキュメント化したシリーズ。複数の教師による優れた授業実践例を随時アーカイブし、日本語教育における知識とスキルの向上を促進する。

この動画シリーズは、教育者同士のネットワーク構築やノウハウ共有の場を提供し、孤立した環境で奮闘する教師を支援。現場の実践を可視化することで、より多くの教育者が学び合い、授業の質向上につなげることを目指している。

PR・イベント

PR施策「JLP News」 制作事例
「JLP News」は、SNSやオウンドサイトを活用し、日本語教育プログラムの内容や活動を幅広く発信するPR施策。日本語教育プログラムの多様な活動や成果を効果的に伝えることで、日本語教育プログラムの認知度向上、参加者数の増加、ネットワークの強化、そして参加者のモチベーション向上を目指す。

統一感のある情報発信を通じて日本語教育プログラムのブランド価値を高めるとともに、教育現場や関係者間のつながりを強化し、日本語教育の魅力や意義をより多くの人々に伝えている。

記事公開日：2025年11月4日