
生成AIやAIエージェントの進化により、企業と生活者の接点、クリエイティブ制作、マーケティング支援のあり方は大きく変化しています。博報堂プロダクツでも、AIを活用した新たな制作体制の構築や専門人材の育成、ソリューション開発、外部発信など、さまざまな取り組みを進めています。
本記事では、これまでコーポレートサイトで公開してきたAI関連のニュースリリースやTOPICSを、テーマ別にまとめました。AIを単なる技術トレンドとしてではなく、制作現場で培った実装力を強みに、顧客接点やコマース領域へと活用の幅を広げる博報堂プロダクツの取り組みをご紹介します。
AI専門組織「AI Craft Studio」と専門人材「ジェネレーター」

博報堂プロダクツは、AIを活用したビジュアルクリエイティブ制作を推進する専門組織「AI Craft Studio」を始動しました。AI Graphics、AI VFX、AI Virtual Productionなどの領域で、画像、映像、CGをはじめとする制作プロセスにAIを取り入れ、高品質、効率、安全性を兼ね備えた次世代の制作体制づくりを進めています。AIの活用が広がる一方で、表現の品質管理、権利への配慮、ブランドらしさの判断など、最終的なアウトプットには人の専門性が欠かせません。AI Craft Studioは、AIの力とクリエイターの経験値を組み合わせることで、これまでにない表現や制作手法の可能性を広げています。
また、AI Craft Studioの取り組みを支えるのが、AI専門人材「ジェネレーター」です。ディレクター、デザイナー、プランナー、映像クリエイターなど、それぞれの専門性を持つ社員がAIスキルを掛け合わせ、新たな表現や制作プロセスを創出しています。2026年4月には、約700名のジェネレーターの中から認定された「上級ジェネレーター」25名の誕生を発表。全社横断で高度な専門人材を育成することで、AI時代におけるクリエイティブ品質の向上と実践知の蓄積を進めています。
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外部発信を通じて、AI時代のクリエイティブを共有


博報堂プロダクツでは、制作現場で培った知見を社外に向けても積極的に発信しています。AI Craft Studioの上級ジェネレーターが登壇したウェビナーでは、生成AIを取り巻く環境変化やAIと人が協働するクリエイティブ制作のあり方、変化の激しい時代に求められる組織づくりについて紹介しました。
また、「Rakuten AI Optimism 2026」や宣伝会議サミットなどのイベントへの登壇を通じて、生成AIの実践的な活用事例に加え、AI時代におけるブランド体験や顧客接点のあり方についても発信しています。AI活用の目的を単なる効率化にとどめず、どのように品質を高め、生活者に届く価値へとつなげていくのか。制作現場の知見を共有することで、AI時代のクリエイティブやマーケティングの可能性を広く伝えています。
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AI検索時代に求められる顧客接点の再設計

生成AIやAI検索の普及により、生活者が企業サイトを訪れる前に、AIとの対話を通じて商品やサービスを比較・検討する機会が増えています。こうした変化を受け、企業には検索結果の最適化だけでなく、AI時代にふさわしい顧客接点全体の設計が求められています。
博報堂プロダクツでは、AIO(AI Optimization)を単なる検索対策ではなく、企業やブランドがAIにどのように認識され、生活者との接点をどのように形成していくかを考える取り組みとして提唱しています。AIに認識される情報設計から、店舗やイベントなどの体験設計、さらには購入後のデータ活用まで。博報堂プロダクツは、各領域の専門性を生かしながら一貫した顧客接点として、設計・実装することで、企業と生活者の新たな関係づくりを支援しています。
AIが支える新しい顧客体験へ

博報堂プロダクツは、博報堂が発表したAIエージェント時代の新たなコマース構想「Agentic Commerce ONE™」の推進に参画しています。AIが生活者の情報収集や比較検討、購買行動をサポートする時代を見据え、企業と生活者の接点そのものを進化させる取り組みです。
また、生成AIと多言語クリエイティブを掛け合わせた「KOTOBATON™」などのソリューション開発も展開。制作領域で培ってきた実装力を強みに、AI活用のフィールドをクリエイティブ制作からマーケティング、コマース領域へと拡張。企業の事業成長と顧客体験価値の向上を支える新たなソリューション開発を進めています。
今後も進化を続けるAI技術。その変化の中で重要になるのは、技術をどう使うかだけでなく、何のために使い、どのような体験や価値につなげるかです。博報堂プロダクツはこれからも、制作力と実装力を強みに、人とAIそれぞれの可能性を生かした新たな顧客体験の創出に取り組んでいきます。
関連するニュースリリースやTOPICSもあわせて、ぜひご覧ください。
関連コンテンツ一覧
AI Craft Studio
・人とAIのクリエイティビティでビジュアル制作を革新する 「AI Craft Studio」始動
・「AIクラフトスタジオ」始動!目指すのは、AIだからこそつくれるハイエンドなクリエイティブ
・AI Craft Studioにて、約700名のジェネレーターから選ばれた「上級ジェネレーター」25名が誕生
・AI Craft Studio上級ジェネレーターが登壇 「カオス化するAI領域で勝機をつかむ」
イベント・セミナー
・宣伝会議サミット2026 ―AI時代、ブランドの勝敗は「顧客接点の再設計×クラフト」で決まる―
・Rakuten AI Optimism 2026に博報堂DYグループが登壇・出展。
AI時代の顧客体験・マーケティング
・AIOは検索対策ではない AIO時代に企業が取り組むべき「顧客接点の再設計」とは
・Agentic Commerce ONE™参画
・日本語動画を生成AIで多言語化!AI×クリエイターの力で生み出す「KOTOBATON」とは
インタビュー・コラム
・新しい買い物体験を創るAIソリューション。博報堂プロダクツが描く接客の未来とは
・博報堂プロダクツのこれからのありたい姿「PRODUCT’S パーパス」制作チームインタビュー
・AI沼にハマったクリエイターが語る「求められる“言語化”と“情報整理”」
