TOPICSプロダクツトピックス NEWSニュースリリース

博報堂プロダクツの各コア事業が追求している専門技術を駆使した新しい取り組み、
時代の進化と掛け合わせながらも手触りを宿らせるプロの仕事をご紹介します。

育児が紡ぐ、自分らしいキャリアと支え合うチーム【PRODUCT’Sキャリアウェルビーイング連載】 Vol.2 子育てリーダー編

博報堂プロダクツで活躍するのは、自らの“好き”を生業に、課題解決に挑むプロフェッショナルたち。各領域でチームを率いるリーダーは、仕事とプライベートを充実させ、キャリアを通じて人生全体を豊かにする“キャリアウェルビーイング”を実践しています。「PRODUCT’Sキャリアウェルビーイング連載」は、そんなリーダーたちの価値観や生き方に焦点をあてる連載企画です。

 

出演者の集合写真。左から、統合クリエイティブ事業本部長瀬 桃子、総務室岩瀬 朋子、デジタルプロモーション事業本部鈴木 海、ad:tech tokyo代表 古市優子氏

 

第2回に登場するのは、家庭と仕事を両立させる、子育て中の3人。職場ではリーダーとしてチームを率いながら、自分のスタイルで育児や家事に取り組んでいます。日々の生活にはどのようなリアルがあり、どのようにして困難や障壁を乗り越えているのか。広告・マーケティングの最前線で活躍するビジネスパーソンに向けて最新トレンドや実践的な知識を提供しているad:tech tokyo代表の古市優子氏をモデレーターに迎え、博報堂プロダクツならではの新しいリーダーシップのカタチに迫ります。

仕事と育児の多忙な日々でも、自分の軸を忘れない

今回の参加者は、子育てをしながら職場でも活躍するチームリーダーたち。育児や家事に奮闘しながらも、やりがいを見出しながら、キャリアを充実させています。

 

長瀬「統合クリエイティブ事業本部のアートディレクターとして、デザインなどを担当しています。チームリーダーとしての役割もあり、メンバー16名のうち7名が育児中の社員です。私自身も5歳の子どもがおり、1年3カ月間の産休・育休を取得していました。妊娠・出産やキャリア選択に不安を抱いた経験から、最近は女性たちをハッピーにするクリエイティブに関心を抱いています」

 

統合クリエイティブ事業本部 長瀬 桃子

 

岩瀬「コンプライアンスや情報セキュリティなどの担当を経て、2025年度より総務室長に着任しました。会社の基盤を創る業務に携われることにやりがいを感じています。一方の家庭は、中学2年生と小学5年生の双子の、男の子3人を育てる日々。コンプライアンスの“コ”の字もないバタバタの毎日ですが、仕事、育児、趣味を行き来しながら、生活を充実させています」

 

鈴木「デジタルプロモーション事業本部でデジタルプロデューサーを務めています。子どもは現在、5歳と2歳。長男が生まれる時期に休暇を取得し、復帰するタイミングでチームリーダーになりました。パパとリーダーを同時にスタートさせ、さらに子どもが増えたわけですが、なんとか生活を回している状況です。ただしプライベートは絶対に疎かにしません。家事・育児や休日の過ごし方には全力で向き合っています」

 

デジタルプロモーション事業本部 鈴木 海

 

発見と成長のサイクルが、子育てリーダーの面白さ

モデレーターを務めるのは、Comexposium Japan株式会社で代表取締役社長を務める古市優子氏。「ad:tech tokyo」をはじめとするマーケティング・広告領域のカンファレンスの企画運営を指揮するとともに、女性エンパワメントサロン「一般社団法人Toget-HER」理事を務め、DE&I推進の活動も積極的に行っています。

 

ad:tech tokyo代表 古市 優子氏

 

古市「私も現在子育て中で、皆さんのノウハウを聞くのが楽しみです。仕事に育児に多忙な生活だと思いますが、いかにして両立させているのでしょうか」

 

岩瀬「時間のやりくりが一番の課題でしたが、『割り切る』ことで解決しました。働く私の頼れる“三種の神器”は、ガス乾燥機・大型食洗機・ロボット掃除機。初期投資は必要でしたが、その分、家事にかかる時間が短縮でき、お釣りが来るほどの価値がありました。子どもが小さい頃は、必ず定時で仕事を切り上げ、夜の時間は育児、家事で精一杯でした。しかし子どもも大きくなり、ここ数年は時短夕食キットやお惣菜も大いに活用し、仕事と家事のバランスを柔軟に取れるようになりました。座る間もなくバタバタするより、家族でワイワイ食卓を囲む時間を大切にする方が、子どもにとっても楽しいはず。そう前向きに考えられるようになったのは、子どもの成長のおかげかもしれません。」

 

総務室 岩瀬 朋子

 

長瀬「シンプルですが、集中して仕事することも大切です。保育園のお迎えがある18時に仕事を切り上げ、以降は家族の時間にあてています。終わらなかった仕事に取り組むのは、早朝の時間。他のメンバーは始業前ということもありチャットやメールで中断されることがないため、タスク整理やデザイン作業などに向いています。最近は『私、こんなに集中できる人間だっけ?』と感じるほど、タイムマネジメント能力が身につきました」

 

1日のタイムスケジュール

 

鈴木「育児を始めると、時間の使い方が上手くなりますよね。子どもと過ごす時間は絶対に確保したいので、厳守すべきタイムラインが生まれ、作業の効率が格段に向上します。プロジェクト全体のスケジュールも、自分主体で調整するようになりました。育児に逼迫されるほど、仕事が活性化するのかもしれません」

 

古市「二項対立で語られがちな育児と仕事が、相乗効果を生んでいるのは、すごい事例です。子育て経験そのものが、仕事のプラスになることもあるのでしょうか」

 

岩瀬「子どもの野球チームやPTAでは、会社での肩書きは関係ありません。時には新人の立場で動いたり、前年踏襲に戸惑うこともありますが、『会社で自分は古い考えを押し付けていないだろうか…』と、視点がリセットされる瞬間があります。異なるコミュニティで、さまざまな立場を経験することは、仕事で物事を考える際に役立っています。すぐ完璧を求めない、とりあえず何でもやってみるという感じに変わりましたね」

 

長瀬「私が現在注力している仕事が、ママクリエイターによる専門ユニット『ハハハクリエイティブ』です。チームの特徴は、実体験から親子のインサイトを発見し、企業と生活者のコミュニケーション開発を支援できること。自分のリアルなn =1の経験値を、クリエイティブに落とし込んでいます。これまで、さまざまな案件で異なる立場のインサイトを考えてきましたが、育児だけは別物でした。経験者にしか共感できない発想が求められる分野なので、思う存分ママクリエイターの強みを発揮できています」

 

ハハハクリエイティブ メンバーと社内展示会を開催

 

“交ぜ合わせる、拡げ合う”で広げる、チームの可能性

博報堂プロダクツでは「あらゆるものが同質化する社会の中で、自らの好きを生業とし、手触りを宿らせ、時代の進化と掛け合わせることで、まだ見ぬ衝動をこしらえる。」というパーパスを2026年1月に発表しました。これを実現するための「私たちの生き方」として、4つの行動指針を掲げています。チームや個人がパフォーマンスを発揮する上で、3人はどのような価値観を重視しているのでしょうか。最も共感する「私たちの生き方」を選択したところ、全員が「交ぜ合わせる、拡げ合う」で一致しました。

 

チームや個人がパフォーマンスを発揮する上で大切にする価値観

 

長瀬「『ハハハクリエイティブ』は、チームも全員がママ。子育ての緊急事態には仕事をシェアするなど、持ちつ持たれつの関係で仕事をしています。n=1のインサイトも、10人合わさればアイデアが多角的に広がるもの。子育てを経験した今は、1人で動くなんて絶対に無理ですし、楽しくありません。チームみんなで走ることが、私のスタイルになっています」

 

鈴木「『交ぜ合わせる、拡げ合う』の大切さを知ったのは、夫婦関係がきっかけです。出産まではどこか丸投げする自分もいて、パートナーに不安な思いをさせてしまっていた。でも、相手の気持ちを理解するよう努めたところ、人生を共に闘いゆく同志になれた気がします。それは仕事でも同じのはず。互いを交ぜ合わせる発想を、会社全体に浸透させたいです」

 

岩瀬「チームとして最大のパフォーマンスを考える時、必ず現実に向き合わなければなりません。全員がフルタイムで働けるわけではないし、全ての業務で同等の成果を出せるわけでもない。でも、一人ひとりには得意な専門分野があり、価値観の違いはチームの力になる。個々の強みを掛け合わせることが、成長の近道だと思っています」

 

次の世代につなぐ「自分らしいキャリア」の見つけ方

古市「チームの力は信じるからこそ、最大化されるのだと感ました。子育てリーダーの皆さんは、実際の職場でどのようにコミュニケーションをとっているのでしょうか」

 

岩瀬「私が産休前に救われたのは、上司の『待ってるよ』という言葉でした。『必ず戻ろう』という気持ちで、怒涛の育児期間を乗り越えることができました。復職後は、子育て中だからと言って過剰な配慮や敬遠をすることなく仕事を任せてもらいました。分け隔てなく育成・評価してくれる上司や同僚がいたからこそ、今の自分につながっています。自分もそうありたいと思っています」

 

前部門の情報セキュリティ活動メンバーおよびグループ会社メンバーと社内授賞式に参加

 

鈴木「ちょうど先日育休から復帰した後輩と、働き方についてフラットに話し合いました。最も重視したのは、本人が希望する仕事と育児のバランスや価値観を互いに理解することです。また、事業本部メンバー有志で行っている農作業に親子で参加して、会社の仲間と息子が一緒に収穫するなど、互いの顔が見える関係づくりも大切にしています。会社の枠を超えて、人生で起こる様々な変化を自分の中に取り入れ、新しい自分と向き合い成長し続けることが、自分らしくある秘訣ですね」

 

部門の仲間と親子で参加した農作業体験の様子

 

古市「育児は初めてのことばかりなのに、仕事との両立にチャレンジしていく姿勢は、キャリアウェルビーイングのお手本です。これから子育てに向き合う後輩たちに、何を伝えたいですか」

 

長瀬「私もキャリアに悩んだ時期もあり、同じような後輩もたくさんいると思います。でも、意外と楽観的に考えてもいいのかもしれません。生活の状況はライフステージによって変わり、仕事の充実感も全く違うものに変化します。その時々を楽しんだもの勝ちです。目の前のことを懸命に楽しんでいれば、自ずと仲間が増えて、もっと楽しくなるはず。だから自分らしく全力で、キャリアを楽しんでください」

 

次世代へ伝えたいメッセージ

 

博報堂プロダクツ公式YouTubeチャンネルでは、今回登場した3人のインタビュー紹介動画も公開しています。こちらもあわせてご覧ください!

 

【Vol.2 子育てリーダー編】YouTube動画はこちら

www.youtube.com

 

プロフィール

古市 優子 氏

Comexposium Japan株式会社 代表取締役社長

慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、サイバーエージェントを経て2013年よりdmg::events(現Comexposium)に入社、2019年に同社代表取締役社長に就任。欧州大手イベントオーガナイザーComexposium Groupにおける最年少Managing Directorとなる。日本国内では主にad:tech tokyoをはじめとした、マーケティング・広告・コマース・デジタル領域のカンファレンスの企画運営を総指揮。2022年以降はビジネスイベントのプロフェッショナルとして従事する傍ら、企業の社外取締役や、全米広告主協会が取り組む「SEEHER」推進役も兼務。日本の組織や社会におけるDE&Iの推進に向けて、各種講演やアドバイザー業務など、精力的に活動中。趣味は旅行とワイン。

長瀬 桃子

博報堂プロダクツ 統合クリエイティブ事業本部 チームリーダー/アートディレクター
2007年博報堂プロダクツ新卒入社。
ママクリエイティブユニット「ハハハクリエイティブ」を発足し、親子インサイト業務を手がける。実体験を生かしたリアルなプランニングが強み。

岩瀬 朋子

博報堂プロダクツ 総務室 室長
2005年 博報堂プロダクツ中途入社。
入社後はコンプライアンス、情報セキュリティを中心に携わり、2025年度より総務室長に着任。博報堂プロダクツの基盤を担う管理部門のプロフェッショナル。

鈴木 海

博報堂プロダクツ デジタルプロモーション事業本部 チームリーダー/デジタルプロデューサー
2014年博報堂プロダクツ新卒入社。
プロモーション企画の提案から制作プロデュースまで多岐に渡る領域を手掛ける。現在は、デジタル領域を中心としたコミュニケーション企画・プロデュースを担当。

 

 

博報堂プロダクツサステナビリティサイトTOP画像

こしらえるを、もっとサステナブルに。

博報堂プロダクツ サステナビリティサイト

サステナビリティ方針及び調達ガイドラインを策定し、持続可能な社会と事業成長の実現に向けた取り組みをまとめたサステナビリティサイト

https://www.h-products.co.jp/sustainability/